そもそもトレーラーハウスって何?
トレーラーハウスとは
トレーラーハウスとは「車両を利用した工作物」として定義される「移動可能な家」という意味合いを持つ車両(「被けん引自動車」)です。トレーラーハウスの一般的な構造としては、「車台」と呼ばれる自動車のシャーシにあたる部分、「上物」と呼ばれる居住空間部分に分かれます。
キャンピングカーやコンテナハウスとの違い
ところで、キャンピングカーとトレーラーハウスは、どのように違うのでしょうか?キャンピングカーは、エンジンの付いた自動車であり自走可能です。それに対してトレーラーハウスはエンジンの無い「被けん引自動車」であり、けん引される事で走行可能です。利用方法も違います。キャンピングカーは旅の移動手段としての活用、トレーラーハウスは一定の期間定置して利用する、居住空間としての活用に使われています。
また、似たような用語として「コンテナハウス」があります。これは、海上コンテナを住宅や施設として利用するもので、車台に載っている事でトレーラーハウスと定義されます。一方、基礎工事を行ない土地に定着させる場合、コンテナハウスは建築物に該当します。
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トレーラーハウスの種類
トレーラーハウスについてもう少し区分してみましょう。大きさによって、トレーラーハウスは2種類に分類されます。購入に失敗しないためにも、この分類をまずは理解しましょう。
• 車検付トレーラーハウス
保安基準第2条に基づく区分により、全長12,000mm、全幅2,500mm、全高3,800mm を超えないもの。このサイズのものはいわゆる自動車と同じ扱いとなり車検を取る事が出来ます。車検を取得する事でナンバープレートが交付されますので、それを取り付けます。「車検付トレーラーハウス」は自動車扱いになりますので、公道をいつでも自由に走行する事が出来ます。
• 大型トレーラーハウス
上記保安基準を超えたサイズのものは、「大型トレーラーハウス」という扱いになり、原則車検は取れないためナンバープレートは付きません。いつでも自由に走行する事は出来ず、走行する際には「基準緩和認定書」「特殊車両通行許可証」という下記2つの書類の交付を受けて、それに基づいて公道を走行する事になります。近年では大型トレーラーハウスは認めない代わりに、車検付トレーラーハウスであれば設置を許可する、という自治体も増えてきています。
※弊社では大型トレーラーハウスにもナンバーを付けることが可能です。行政によってはナンバーが付いていないと車両として認められないところが多いです。また、ナンバーが付いてないものは償却期間が建築物と同じ期間になってしまいますので、弊社ではすべてのサイズにナンバーを付けておりますので安心です。
どちらのトレーラーハウスを選択するにしても、定められた基準を正しく守って設置しましょう。基準が守られていない場合、違法建築物扱いとなり撤去される恐れもあります。
トレーラーハウス使用例
住居
カフェ
美容室
事務所
女性専用トイレ